PNFはとは?
1940年代,アメリカにおいて神経生理学者であるKabat医師や理学療法士のKnottらにより神経生理学的原理を基に作られたリハビリ手技です。





  身体の至るところにある感覚受容器が刺激を受けることを意味します。感覚受容器は、皮膚、体内器官、筋、腱、関節、前庭器官などに存在し、視覚や聴覚などにも存在します。視覚や聴覚なども感覚受容器の一種です。

  心身の伝達機能である神経や体を動かす筋に関係することです。

  動作または機能を遂行することが容易になることです。つまり刺激に対して反応しやすくなることです。


 
 PNFとは英語のProprioceptive Neuromuscular Facilitationの略語で、日本語では固有受容性神経筋促通(法)と訳されています。PNFは、リハビリテーション治療のひとつの技術で、Kabat医師とmaggie理学療法士の「障害者を含めすべての人間は、未だ引き出されてない潜在能力を持っている」とい う哲学に基ずいて治療にされています。

この哲学とともにPNFの基礎となる原則があります。

@ PNFはひとつの統合されたアプローチで、各々の治療は体の部分部分やひとつの明らかな問題にではなく、一人の人間全体に向けられる。
A 治療アプローチは常に前向きで、身体や心理学的レベルを考慮し、患者のできることを行い強化する。
B 全ての治療の初期のゴールは機能の最も高いレベルに到達できるよう患者を助けることである。
 
  この前向きな機能的アプローチは、我々が感じ、患者を刺激し、治療から高い結果を手に入れる最も良い方法であり、この哲学に基づいて、PNFは行われています。

 PNFは本来、脳血管障害や脳性麻痺などによる神経障害、筋力低下、協調不全、関節可動域制限などの改善または、日常生活に必要な運動機能を獲得、向上させるために熟練したセラピストの徒手により適切な刺激と操作を加え、目的とする生体反応を引き出す治療法です。さらに全体の筋バランス、柔軟性、敏捷性、持久力、反応時間、運動能力の低下など運動機能の改善と向上に応用でき、また高度なスポーツ技術の獲得、向上のためのSkill(巧緻性)にも応用できることから一般臨床だけでなくスポーツの分野でも幅広く用いられるようになりました。
     
※PNF施術

徒手による刺激としては、触覚刺激、抵抗による刺激、関節刺激(牽引、圧縮)、伸張刺激、パターンによる刺激などがあり、その他にも聴覚刺激、視覚刺激などを目的に応じて用い、機能に繋げてゆくことができます。

PNFは、我々人間の持つ様々な機能を探求、刺激し、そして導き出すためのコンセプトです。それらの機能を刺激することにより適切な反応を引き出し、促進するための運動療法の中の一つの治療方法です。


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